retina対応版Astro Zill リリース!
昨年リリースしたAstro Zill、なかなかretina対応できなくていたんですが、ようやく対応してリリースしました。
今月いっぱいまで、半額の85円セール中です。
http://itunes.apple.com/jp/app/astro-zill/id384356532?mt=8
とかいう宣伝はここまでで、ちょっと裏話など。
retina対応版以前は、Cocos2Dを使っていました。
Astro Zillの後、Maxwell Gateを作ったんですが、こちらは自前のスプライトシステムです。
iPhone開発始めた時はまったく歯が立たなかったOpenGLESでしたが、その後発売された良い書籍のお陰で、自前のスプライトシステムを構築する事ができました。
- そのまま使える-iPhoneアプリプログラム
- OpneGLで作るiPhoneSDKゲームプログラミング
Maxwell Gateをretina対応させて、自前スプライトシステムもretina対応となりました。
で、それを使ってAstro Zillをretina対応にしたのですが、下位のライブラリの差し替えはなかなか面倒な作業。。
自前のスプライトシステム、Cocos2Dで使った機能と同じように作ったつもりでも、細かい差異があったり、知らないところでCocos2Dがやっていてくれた事を再認識したりと、山あり谷ありでした。
特に使っていないテクスチャをメモリが少なくなった時に解放する仕組みは、知らずに使っているとありがたいだけですけど、自前で用意すると結構めんどうなもの。
似たようなものを作ると、本家の偉大さを知る事ができるのは、芸術家が習作として模写したりするのと同じような気がします。