もしダークマターが否定されるとしたら

 宇宙の大部分を占める暗黒物質ダークマター
 決してバズ・ライトイヤーの父親の話ではありません。(笑)
 (後半、「百億の昼と千億の夜」のネタバレ含みます。ご注意を!)


 ダークマターが導入されたのって、確か、真空中光はどこまで行っても減衰しない、という事からだったと思います。
 違っていたらすみません。


 夜はなぜ暗いのか?
 光が減衰しないなら、星は沢山あるんだから夜も充分に明るいはず。


 いや、宇宙には塵がいっぱいあるから、それが光を遮るからだよ。
 ところが計算すると、塵が光を浴びせられ続けると、それ自体が発光し始める。


 やっぱり夜は明るいじゃん。


 困った。光を吸収しても光を発しない物質が必要だ。
 ダークマターの導入。


 もしですよ、膜宇宙論みたいに重力が他の宇宙に逃げ出す(でしたっけ)のなら、
 光も長い距離進むとだんだん他の宇宙に逃げ出してたりして。
 それならダークマターを導入する必要なしかもしれませんね。


 他の宇宙って?


 この宇宙はもっと大きな宇宙の中の原子炉の中の燃料なんですよ。
 だから外にエネルギーが漏れ出してる。


 で、それを阻害するのがこの宇宙の知性体。
 大きな宇宙の原子炉の観察者は、この宇宙の知性体の抹殺にあるプロジェクトを遂行したのでした。


 アレ? これ「百億の昼と千億の夜」だよね。(汗)



 さて、ダークマターのお話を書く元となったmixiの友人が紹介していたこの記事。


「重力がない」


 重力はエントロピー増加の産物という説。


 とすると、相対性理論で予言され、観測された重力レンズ
 太陽の裏側の恒星が太陽の重力で曲がって見えるという現象。


 光を曲げた重力がエントロピー増大の産物なら、光もエントロピーの影響を受けると言う事になりますね。
 と言う事は、光は不死不滅じゃなくて、死んでなくなる事もあるのかも。
 光は真空中を進む時、全く変質しないんじゃなくて途中で別のエネルギーか何かに変質して、
光じゃなくなる可能性もあるのかも。


 ダークマターと光の不滅性と従来の重力理論、オッカムのかみそりで切り落とされるのはどれなのしょう。